アイメッセージ【2】アイメッセージには、種類がある

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アイメッセージ【2】アイメッセージには、種類がある

アイメッセージの種類

アイメッセージは困った時にだけ使う。
困った時のアイメッセージだけではなく、アイメッセージには種類があります。

  • 宣言のアイメッセージ
  • 肯定のアイメッセージ
  • 返事のアイメッセージ
  • 予防のアイメッセージ

と種類があります。

これらは相手との関係で、問題のない状態の時に使うアイメッセージです。
問題のない状態というのは、お互いの間でイヤ・困ったのない状態のことです。
(中には返事をするだけで困る方もおられますが、基本的には困っていないと考えます)

前回の記事の

アイメッセージの分類でいくと、宣言のアイメッセージです。
宣言のアイメッセージや、他のアイメッセージをあまり記事にしないのには理由があります。

それは見せ掛けのアイメッセージになりやすいからです。

それは何故なのかをお伝えする前に、宣言のアイメッセージを説明します。

宣言のアイメッセージとは

宣言のアイメッセージとは、わたしを主語に、わたしを語ること。

  • わたしは〜好き
  • わたしはこう思う
  • わたしはこんなことを考えている

自分がどんな人間かを語ることであって、必ずしも相手との行動との関わりがあるわけではありません。

 

例えば、

  • 食品選びにはこだわりがある
  • あのテレビドラマが好き
  • あのドラマの主人公が好き
  • あの映画が好き
  • 声だけより顔を見る方が安心する
  • 今は疲れている
  • あなたと話していると楽しい
  • 今日はトマト味が食べたい
  • 球技は苦手です
  • いつかスペインに行きたい

 

研究員さんも言ってます。

 

わたしを語ることで、自分を確認する

宣言のアイメッセージは自分を語るのであって、相手に自分を分かってほしいと、お願いしているわけではありません。

ただ知らせているだけです。

周りが応えてくれても、応えてくれなくてもどちらでもいい。
「わたしはこうです!」と語る、ただそれだけです。

ただそれだけですが、自分自身が清々しいのです。

自分は清々しいですが、相手はそれを聞いて、不快に思うことや、違う意見を言う時もあります。

 

例えば

Aさん
『君の名は』っていいらしいよね〜
Bさん
え〜〜私、シンゴジラのほうがいい〜
Aさん
へえ〜シンゴジラのほうがいんだ

 

とアクティブリスニングする。
どんな時もアイメッセージとアクティブリスニングはセットです。

この宣言のアイメッセージは、自分のことを知らないと言えない言葉です。
そして自分の心が安定している状態でないと、言えないかもしれません。

それは人の感度は、マイナス面に高いからです。
マイナス面に高い状態で上記のアイメッセージを使うと、見せ掛けのアイメッセージになります。

詳しくは次回です。

しなやかにね( ̄ー☆

 

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